20140129

花屋の店先にならばない












休みの日には、近所を散策するのが一つの楽しみになっている。







それは単に、



他にはあんまりやることがない



ということを証明しているようなものだが。。



のんびり路傍の草花や空を仰ぎながら、いつもの坂道を下っていく。





この島で暮らし始めて、もうすぐ季節は一巡り。
















桜はどこにも見当たらないけれど、足下に芽吹くさわやかな緑に


ささやかな春の訪れを感じる。



若草の匂い。名も無き黄色や桃色。なだらかな斜面に素朴な彩りを添える。



風に運ばれてきたひとひらのサクラ。美しさに足を止める。












日に日に濃くなる緑や、潮風、染まりゆく世界に薫る夏



始まりを告げる遠雷。打ち付ける雨。雨。雨。



定規で引いたような、視界全てに広がる水平線。本当の海の青さを知る。



ゆるやかに暮れゆく空。今日も一日がゆっくりと終わる。














海から吹く風に、秋の気配が感じられるようになると



注ぐ日差しも透明感が増し、さらさらと山肌を照らし始める。



鮮やかな赤や黄色に紅葉はしないが、空の高さに雲の流れ。



けっして留まることのない、自然の移ろいを感じる。






         





冬は冬で、控えめに新芽を伸びるし花が咲くことを知る。
        (「ブランド野菜」写真参照)


急な坂道を下るように日が短くなる。お昼過ぎに傾く日差し。



西風が吹くと凍える冬。風が止むと穏やかな小春日和。



けっして留まることのない、自然の移ろい。



美しく変わりゆく世界。そして、その繰り返し。
















歩いて10分たらずの道。




「おっ、こんなところにも新しいイロが。」




花屋の店先にはけっして並ばない花を、今はとても愛おしく思う。




日々、移り変わる景色。日々、新しい出会い。



こんな風に花を咲かせるんだ。



名も知らぬ草の、ひそやかな春待ち。








変わらないのは、人のココロ。




と、言いたいところだが、変わりゆくことこそ人生。



だからこそ、




おだやかに、しなやかに、すこやかに。




そして、時にはげしく。




転がるように生きて行こうぜ。




Like a Rolling Stone!!




転がる石には、苔は生えねえ。







2014年。もうとっくに始まってますね。。


新年のご挨拶が遅れましたが、今年もゆっくり深く息を吸って。





20140125

海は





















海は、あたえる。














海は、うばう。













だから、










海は、美しい。


















自然の中で生かされ、




そして、また




自然の中に還っていく。




ごくごく当たり前のことを、当たり前と感じられるようになるには、




あと、どれぐらいかかるのだろう。




島で生まれ、島で生きるということ。




つよく、やさしく在るということ。




海は今日も、ただ其処に。