20140301

春を歌にして

El camino hasta al centro de limpio, Aogashima, Tokyo   20140301

















吹き抜ける風に、春が薫るようになってきた。



あたたかいというか、なまぬるいというか、あのココロオドル感じ。



嵐のように風が吹きすさぶ日もあったけれど、日々穏やかに季節は移ろっています。



空と雲と海が、やわらかくぼんやりと入り交じる、水平線。



これを春っぽいとか、海を見ながらつぶやくようになるのだろうか。





こないだなんか書こうとしてたのに、忘れてしまった。。



やはり、書きたいときに、

書きたいことを、

書きたいだけかく   


で、いくしかない。






さて、年度末ということで、校内はばたばたしている。



青ヶ島は小中併設なので、受験や教職員の異動、新年度の準備を絡めて、



文字通りのばたばたである。


人がばたばたと倒れないことを、切に祈る。



教職員は半数近くが異動することになる。



先月末に赴任説明会があり、様々な想いで春を待っていることだろう。



出会いと、別れの春。



この、期待と不安の入り交じる感が、非常に春らしい。



枯れ葉に混じり、やわらかい緑が芽吹く。春の兆し。



(でも注意をして見ると、そういうものは一年中あるのだけれど)



天気が曖昧だったり、新しいものと古いものが混沌としている感じ。



曖昧な未来に放たれる歌。




中学の卒業生は、卒業と同時に島から旅立つ。15の春。




希望を謳い、旅立ちに花を添える。



あなたたちの帰る場所は、いつでもここに。







                                                                                        IKNOSAWA, Aogashima, Tokyo   20140209