20141207

理科の窓








昨日の昼過ぎに、あられが降った。

今年最後(と予想される)のかんも掘り。

かんもは青酎の原料となるさつまいも。青ヶ島のソウルフードである。

記憶にある中で、昨年末にあられが1回。雪はない。



どっかりと居座る寒気のせいで、島の天気は大荒れ。

そのせいか、夜中に大雨が降り、風は台風並みに吹き荒れる。

西風を受けうねりは止まず。船は1週間以上着いていない。

ヤマト便は、八丈島に300個!?留まっているらしい。



にわか雨が多いせいか、虹がよく出る。

手前は曇天でも、水平線は明るく雲に陰影が美しい。

何とも不思議な光景だ。



この島に住まい始めて2度目の冬。

今年の冬は(春は、夏は、秋は、)、、去年とはぜんぜん違うなあ、と思いながらも実は平年並みがよく分からない。

ただの平均値なだけで、実際はそんな年はないのかもしれない。

島の人も「今年はおかしい」などと言うが、去年も聞いたような気がする。

毎年がイジョウキショウ。自然というものは常ならぬことが常、といったところか。



理科の授業の始めにはいつも、気温と天気の話をする。

先週の金曜、やっと10度まで気温が下がった。

すげぇ一気に寒くなったなぁで、14度。

9月末には24度の日もあったが基本、15度前後を行き来していた。

快晴はまずない。太陽が照りつつも雲多め、時折雨少々。風強め。霧は音もなく。



台風後の復旧作業で理科室のガラスが入れ替わった。

そういえば、先月八丈島の小学校に見学に行った時に、窓から海が見えないな、と思ったけど、むしろこの眺望に慣れていることが素晴らしい。

自然のパノラマもオンタイムで。

虹の季節はまだ続くかな。






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