昨日の昼過ぎに、あられが降った。
今年最後(と予想される)のかんも掘り。
かんもは青酎の原料となるさつまいも。青ヶ島のソウルフードである。
記憶にある中で、昨年末にあられが1回。雪はない。
どっかりと居座る寒気のせいで、島の天気は大荒れ。
そのせいか、夜中に大雨が降り、風は台風並みに吹き荒れる。
西風を受けうねりは止まず。船は1週間以上着いていない。
ヤマト便は、八丈島に300個!?留まっているらしい。
にわか雨が多いせいか、虹がよく出る。
手前は曇天でも、水平線は明るく雲に陰影が美しい。
何とも不思議な光景だ。
この島に住まい始めて2度目の冬。
今年の冬は(春は、夏は、秋は、)、、去年とはぜんぜん違うなあ、と思いながらも実は平年並みがよく分からない。
ただの平均値なだけで、実際はそんな年はないのかもしれない。
島の人も「今年はおかしい」などと言うが、去年も聞いたような気がする。
毎年がイジョウキショウ。自然というものは常ならぬことが常、といったところか。
理科の授業の始めにはいつも、気温と天気の話をする。
先週の金曜、やっと10度まで気温が下がった。
すげぇ一気に寒くなったなぁで、14度。
9月末には24度の日もあったが基本、15度前後を行き来していた。
快晴はまずない。太陽が照りつつも雲多め、時折雨少々。風強め。霧は音もなく。
台風後の復旧作業で理科室のガラスが入れ替わった。
そういえば、先月八丈島の小学校に見学に行った時に、窓から海が見えないな、と思ったけど、むしろこの眺望に慣れていることが素晴らしい。
自然のパノラマもオンタイムで。
虹の季節はまだ続くかな。
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