las estrellas de la tierra, la ciudad "La Paz"
夜空には、数多の星が瞬いているけど、
たかだか薄雲が空をかすめるだけで、その輝きは失われてしまう。
やがて雲は晴れるのだけど、次から次へと雲が流れてくるので、
結局、なんかいつも見えないような、そんな感じに思えてしまう。
だからね、
もともとの色を、輝きを、忘れてしまってるんじゃないかな。
雲があったって、嵐が吹き荒んでいたって、霧が煙っていたって
宙はいつだって、変わらぬ姿で其処にある。
あなたの頭の上に広がる宙はどこまでも深く碧く、
数多ある星は、何一つ変わらずその光彩を地球に送り続けている。
見失ってはいけないよ。
だって、何一つ変わっていないのだから。
宙の広がりも、夜空の輝きも、きみ自身も。
例えば大きな街に住んでいると、周りの明るさや空気の濁りのせいで
本当の宙が見えないし、むしろその本当を知ることすらないのかもしれない。
でも、いんじゃないかなあ。
きれいに見えるからじゃない。よく見えなくたっていい。
だって、本当のホンモノは、何も変わらないのだから。
本当の輝きを見失ってはいけない。
だから、宙を眺めてみる。
今は美しく見えなくたっていい。本物はいつだって此処にある。
それを忘れなければ。
エルアルトの高台から、ラパスの市街地を眺める。
地上に瞬く数多の星たち。
その一つ一つに、人々の暮らしがあるのだなと思うと、愛おしくなる。
輝きの中には、人の数だけの喜びや悲しみがある。だから、美しいのだ。
ただ、宙を、地上の星を眺める。
今は、美しく見えない。
薄眼を開けて眺めてみれば、美しく見えなくもない。
いや美しい。その美しさを感じる心を失わなければいいのだ。
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