「世界がもっと平和にならないかな」そのために自分にできることは。 海原を漂う一本の流木のように、漂うままに広い世界を。そして海のないボリビアから浅草、そして青い島へ。まじめなことからフマジメなことまで。小さな島から日本を、そして世界を想う。
20110430
"un brote"
”豊かさ”とはなんでしょう。
本当の豊かさとは、空の広さを感じられること。
空を舞う小鳥に愛差しを向けられること。
本当はみんなもっていて、でもそれを忘れている。
ただそれだけのことではないでしょうか。
それが物質的な豊かさとは必ずしも比例しない、ということはもうみんな既に気付いていて。
そしてさらに、日本は大きな価値の転換を迫られていたとして、3月11日。日本を大きな悲しみがおそった。それがよかったなんて口が裂けても言えないけれど、ここから立ち上がることで、新しい日本の方向が定まっていくのではないかと夢想しています。
「がんばれる日本人だから」
先輩教師からのメールに綴られていた言葉が響きます。
3分1を原子力発電に頼っているという現代的な生活の現実。
きれいごとではなく、感情論ではなく、一人ひとりが何かを変えていかなければならない選択の岐路に立たされているのではないでしょうか。今の生活や経済基盤を維持しようと思ったら、原子力に頼らざるを得ない。そういう現実。
頭でわかっちゃいるつもりだけれど、なおざりに過ごしている毎日です。
もう一度取り戻さなければいけない。日本人が失ってきたものを。いや、それは現代的な豊かさと心の豊かさの両立とでも言うべきでしょうか。そういう新しい価値観をです。
こちらの報道は客観的ですが、オブラート無しなので国内にいるよりも情報はまわっていると思います。ただ、NHKワールドだけは日々堂々巡り。これはもはや罪とさえ思えてきます。
今回の震災で、日本が今まで世界にしてきたことが問われたような気がします。
つまり、自分が困った時にそれまでの周囲への態度が問われるというあれです。本当に困った時に手を差し伸べてくれるか、それともざまぁねぇと思われるか。過去ODAの内容にはいろいろ議論の余地があるかもしれませんが、今の日本は前者の立場にあるように感じます。地球の裏側から眺めていての私見ですが。
他の国と比べるわけではなく、純粋に誇りに思える。
一般に途上国と呼ばれている国の人々だって、募金をして日本に義援金を送ろうとしている。ボリビアは概算して給料約20分の1、物価5分の1ですが、いざとなったら募金してやろうといモチベーションを持っている。今までの、(俗にいう)先進国が途上国を支援するといった国際協力の在り方に変化が訪れているのかもしれない。
そういう新しい国と国とのつながりというのも模索していく岐路にある。先輩がそういう言葉を綴っていました。考えさせられます。
僕たちは今、そういう時代の過度期を生きている。
そんな時代だからこそ今できること。
目の前の命を。どうか大切に護ってほしい。それが願いです。
あなたの子がいつか、人や世界をつなぐ架け橋となり、未来の日本を支えていく存在になること願っています。
"un brote" = 蕾
そうそう。蕾のうちに冬の寒さをしっかり味わっておくと、春になって強く美しい花が咲くのだと聞いたことがあります。
今居る場所はきっと刺激が少ないことでしょうね。人生は旅ですから、これから未来、様々な場所で様々な根を伸ばしていくことでしょう。やがて芽吹く蕾はどんな花を咲かせるのでしょうか。
人生のチャレンジを心より祝福いたします。
がんばれ、おかんー!
敬具。
(4月29日、母になった友への手紙より)
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