20150308

ただ、会いに行く








いのちを大切にしていますか?



ひきょうなことはしていませんか?



努力をしていますか?









この春、小学校を卒業する君たちは、とても思いやりのある子どもたちでした。


自分よりも友達のことを大事に考えられる、本当に心の優しい子たちでした。


その優しさ故に、悩んだり、傷ついたりすることもありました。


それでも諦めず、手を取り合い、許し、答えの出ない問いと向き合う。


仲間を信じようとする君たちの姿がありました。


みんなで笑い合った時間は、本当に輝くような思い出です。








この春、中学校を卒業する君たちに、小学校1年生で出会い、


人生観や人間性が180°変わったように思います。


誰もが伸びていきたいと望んでいる。誠実に向き合えば、真っ直ぐに返ってくる。


本当に人間らしく過ごし、笑った一年間でした。


君たちに出会っていなかったら、この仕事を辞めていたかもしれない


と、案外本気で思っています。








この春、高校を卒業する君たち。


「毎年が最高なんですよ。」いろいろと息巻いていた僕にくれた一言。


どうでもいいことに拘っていたのは僕だけでした。


自分が小学生の時、こんなクラスだったらいいなと思えるクラスでした。


卒業してからもたくさん連絡をくれたり、会いに来てくれたり、ありがとう。


どこでだって、誰とだって、其処を最高の場所にしてみせます。







もう、成人を迎えた君たちには、謝りたいことがたくさんあります。


でも、会って話した時、意外とそんなこと気にしていなくて、


自分は当時、たくさんの贈り物をもらっていたのだ気付きました。


ぜんぜんお返しできていないことを、未熟さとかで誤魔化すのではなく、


これからも、未来に返していかないといけないよね。


一緒に飲んで、語れる年になりましたね。









もちろん、先生も、保護者の皆様も、地域の方々も、、、、





やっと、気が付きました。



過分な言葉なんかいらないってことをです。



見れば分かります。きみたちの過ごしてきた日々くらい。



だから、



改めて話すことなんて、何もなくなってしまいました。



ただ、ただ、笑みがこぼれてきました。



感謝ってのは、そうした時に湧き上がってくるものなのですね。







そんな自分にできることはやっぱり、



ただ、会いに行く。




そういうことだったのだと思います。





命を大切にして、ひきょうなことをせず、努力を怠らない



そういう人間であります。






9年間の感謝を込めて! ありがとうございました!!






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