いのちを大切にしていますか?
ひきょうなことはしていませんか?
努力をしていますか?
この春、小学校を卒業する君たちは、とても思いやりのある子どもたちでした。
自分よりも友達のことを大事に考えられる、本当に心の優しい子たちでした。
その優しさ故に、悩んだり、傷ついたりすることもありました。
それでも諦めず、手を取り合い、許し、答えの出ない問いと向き合う。
仲間を信じようとする君たちの姿がありました。
みんなで笑い合った時間は、本当に輝くような思い出です。
この春、中学校を卒業する君たちに、小学校1年生で出会い、
人生観や人間性が180°変わったように思います。
誰もが伸びていきたいと望んでいる。誠実に向き合えば、真っ直ぐに返ってくる。
本当に人間らしく過ごし、笑った一年間でした。
君たちに出会っていなかったら、この仕事を辞めていたかもしれない
と、案外本気で思っています。
この春、高校を卒業する君たち。
「毎年が最高なんですよ。」いろいろと息巻いていた僕にくれた一言。
どうでもいいことに拘っていたのは僕だけでした。
自分が小学生の時、こんなクラスだったらいいなと思えるクラスでした。
卒業してからもたくさん連絡をくれたり、会いに来てくれたり、ありがとう。
どこでだって、誰とだって、其処を最高の場所にしてみせます。
もう、成人を迎えた君たちには、謝りたいことがたくさんあります。
でも、会って話した時、意外とそんなこと気にしていなくて、
自分は当時、たくさんの贈り物をもらっていたのだ気付きました。
ぜんぜんお返しできていないことを、未熟さとかで誤魔化すのではなく、
これからも、未来に返していかないといけないよね。
一緒に飲んで、語れる年になりましたね。
もちろん、先生も、保護者の皆様も、地域の方々も、、、、
やっと、気が付きました。
過分な言葉なんかいらないってことをです。
見れば分かります。きみたちの過ごしてきた日々くらい。
だから、
改めて話すことなんて、何もなくなってしまいました。
ただ、ただ、笑みがこぼれてきました。
感謝ってのは、そうした時に湧き上がってくるものなのですね。
そんな自分にできることはやっぱり、
ただ、会いに行く。
そういうことだったのだと思います。
命を大切にして、ひきょうなことをせず、努力を怠らない
そういう人間であります。
9年間の感謝を込めて! ありがとうございました!!
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