「世界がもっと平和にならないかな」そのために自分にできることは。 海原を漂う一本の流木のように、漂うままに広い世界を。そして海のないボリビアから浅草、そして青い島へ。まじめなことからフマジメなことまで。小さな島から日本を、そして世界を想う。
20110622
6×6=33
私事でたいへん恐縮ですが、先日、6月6日で、
33歳の誕生日を迎えました。
ぼくの事を祝うわけではけしてありませんが、町はずれの広場にシルコが来ています。
おシルコではありません。シルコ=サーカスです。
うわさによると、9割パヤソ(ピエロ)のMCだとか、、近いうちに語学学習の成果を計りに訪れてみようと画策中ですw
さて、誕生日。
なんだか自分の口から言うのも憚れるような気がするし、自分が祝われるのも何だかむずがゆく居心地がわるい。
いつも通りでいい。いつも通りがいい。わざわざ大げさにしなくていいんですよ。
そしてその一日は、特別なことはなく、慌ただしくいつも通りの日常があり、
同時に、いくつかの忘れ難い出来事がありました。
人生の中では久々に味わった、数えるほどの安っぽい一日であり、
同時に、ランキングできないプライスレスな一日。
きっと忘れない。いや、忘れ難い。そんな一日でした。
安っぽかったのは、同僚の2人に半ばさらわれ場末のカラオケバーでアミーゴに捧げる曲メドレーを聞かされた、、聴かせていただいたこと。ていうか、誕生日にかこつけてシゴトを抜け呑みたかっただけでは?のギモンも。。
帰ってからパソコンを開くと、、そこにはたくさんのメッセージが寄せられていたこと。ちょっとびっくりするくらいたくさん。これは心臓がぎゅっとなりました。。これはほんとプライスレス。
いとこが心配していた「faceなんたらの友達全員から、おめでとうメッセージなんて来たらたいへんやん」
まんまと策略にはまった感はありますが、やはり素直に嬉しかったです。みなそれぞれに思い出があったり、でも疎遠にしていたり。短い手紙をたくさんもらったようで、科学技術の進歩に感謝です。
未だに、全員に返事ができないのが心苦しいのですが、、
ありがとう。
ただ、その一言に尽きます。
そうやって、他人のために、少しでもココロとジカンを割いてあげられる人はなんて素晴らしいんだろうと思います。
みんなに祝われるのが心苦しいわけを考えてみると、、
自分はそんなに人を支えてないし、助けているわけでもない。ココロとジカンを与えていないのだと自覚しているのだということに尽きます。
まずは身の回りの人から幸せにしなきゃなといつも思っている。
そして、いつもこのお返しをしよう、しよう、したい!と思っていながら、やっぱり月日は流れる。
1年前の駒ヶ根で、あれだけ最高のタイミングで最高の祝福をされてのに、、ぜんぜん返すことができていないなぁ。。
でも「申し訳ない」じゃなくて、やっぱり「ありがとう」なんだと思う。
インターネットが発達していない時代だったら、きっとこんなにたくさんの人たちとつながることはできなかったに違いない。
絶対不可能だったことが可能になった現代社会。
ぼくらは、、劇的に進化する情報環境の渦の真っただ中にいる。
今までは成立し得なかったような、国境を越え光の速さでつながることができる世界。
でも、その変化のスピードも、広がりも、おそらく既に人間の能力を超えている。
それは人類の歴史上、未だいまだかつて誰も経験したことがないような新たな世界。
インターネットを通して無限に広がる可能性を秘めた関係性。しかし同時にそれは、一つ一つのつながりのイミもイロも限りなく薄く細くなることも示している。
無限大につながる人と人との絆が、限りなく薄くバーチャルなものになっていく。
それはまるで、星と星の間を光のスピードで引き離す宇宙の膨張のように、僕たちの人間関係を猛烈なスピードで引き裂いていく。
時代は21世紀。昔描かれた近未来。そんな時代に生きている。
でもどんなに文明が進歩して機械の性能が上がっても、1日は24時間でしかないし人間のアタマでできることにも限界がある。
だからきっとムリなんだと思う。
掌ですくえるものも、両手で抱えきれるものも人類が誕生してから、きっとそんなに変わっていないんだろうね。
だとしたら、まずは両手でそっと救い、抱えきれるだけの幸せを抱きしめることから始めよう。
そしてこんな時代だからこそ、空想ではなく、現実の世界で巡り合った絆をタイセツに温め続けたい。
色々ときれいごとだけでは済まない世の中です。
例えどんなスピードで引き離されようとも。ココロだけは強く優しく、自由に生きたい。
妻や家族を始め、世界中に散らばる仲間たち、サンファンで出会った仲間。
いつもうまく表に出せないのだけれど、本当にいつも感謝しているんだよ。
やっぱり誕生日は、周りに感謝する日なんだな。
この場を借りて、もう一度。ありがとう!!!
今度会った時にゆっくり話しましょうー^
そうそう。ボリビアでは6月6日は”DIA DEL MAESTRO"=「先生の日」なんです!
そんな不思議な縁を感じながら、今年も走り続けます!!
またまた私事ですが、、先日のEKIDEN大会。30代の部で区間賞を取りました。
サンファン市で一番体力のある30代ということで、、笑
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