20101206

商売敵






しょうばい‐がたき 【 商売敵 】

〔名〕同じ商売で、互いに自家の商売を盛んにしようと競い合う相手。商売上、職業上の競争相手。同業間の競争者。あきないがたき。


どんな品物でも取り扱い、24時間店を開けて休まずに店を開き、
便利さをひたすら追求してきたコンビニエンスストア。
どちらが先に店を開いたのか細かい事情は分からないが、行き過ぎた競争社会の末期的状況の現れがここにはある。

成長のためには、「適度な」競争は必要だとも言える。

ただし過剰な競争は人間の大切な何かを奪い去っていく。
そしてたいてい、それが欠けたことにすら気付かない。

この商売敵の物語はどちらかの廃業によって幕を閉じるのか、それとも正当な成長への試験場として互いの商売の発展に寄与するのか。
ただし客の目から言わせてもらうと、どちらの店に入るかなんて理由はまずない。
どちらもさほど差がない。

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