20110802

笑顔の花畑







笑顔の花を咲かせたのは

カメラマンの技術でも話芸でもなく

お母さんがそっと、耳元にさしてあげた

一輪の花

世界中のすべての武器を、花束に替えて

人々の心にそっと彩りを加えていったら

世界はきっと、笑顔の花畑に







実家の近くにあった「うみないび」という地元の沖縄料理屋さんの壁に

「 すべての武器を楽器に すべての人の心に花を 」

そういうラクガキがあった。
いや、ラクガキとか言ってはいけない。喜名昌吉さんの名前(サイン)があった。

ずっとホンモノだと思っていたけど、、もしかしたら、というかニセモノの可能性が高い。
よっぱらいが勢いで書いたのかもしれない。でも、そこはあえて聞いていない。
そういうことはあまり重要ではないように思う。

そういう言葉が、魂をもって、東京都は練馬区の小さな食堂の片隅に綴られている。
彼の言葉が燈台の灯のように、ひっそりと、でも確かに道を照らしている。
それが本人の直筆であろうと、誰かの心を介したものであったとしても、たいした問題ではないのではないか。

その言葉は、その心は、しっかりと息づいている。

ママの作るうちな~料理の味とボリュームにあいまって 
純粋に、その言葉の持つ力に惹きつけられたのを覚えている。


「 世界を笑顔の花畑に 」


そういう言葉を送ってくれた仲間がいる。
彼は今、世界で一番最後に沈む夕陽を眺めながら、世界中にエールを送っている。 


「 笑顔の花 」


日々その花を咲かせるために、心を尽くしている仲間がいる。
彼女は今、その優しい笑顔で、子どもたちの心に温かな陽を注いでいる。






いい笑顔に出逢った。

何だかすごく伝えたくなった。





憎しみは憎しみの連鎖を


笑顔は笑顔の連鎖を生む


武器ではなく、花を


そして、いつか世界を笑顔の花畑に




2 件のコメント:

  1. いい写真,ですね~。
    武器を楽器に心に花をと,
    その言葉を聴いたときの感動を思い出したました。
    ここでの任期もあとわずか,最後までがんばりましょう。

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  2. 任期もあとわずか、、その言葉が今は一段と胸に沁みますね。。そして、家族や仲間の言葉にいつも励まされているんですよ。

    でかいことはできなくても、身近な人を笑顔にしていくような、そんな生活を送っていきたいですね。そんな7ヶ月に。

    幾つになってものりさんのような感性は忘れないでいたいっす。

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