20100714

カンナとノコギリ






日曜日の朝 初めて訪れたサンファン

地球の裏側に こんなにも
日本らしい日本があったなんて

新しい文化の中に飛び込むと 少し戸惑うけれど
改めて自分の立ち位置を考える よいきっかけにもなる

そこで聞いた市長さんの話

西洋ののこぎりは 押して切る  東洋ののこぎりは 引いて切る
ただ頑なに「押す」だけでなく 慮って「引く」ことの大切さ

これは教育にも当てはまることで
ただ一方的に技術を教授するのではなく
教えられる側の立場に立って 子ども中心の学びを実践していく
かんなの刃をとぎ台を調節するのは 他の誰でもない
指導者がすべて管理してしまうのではなく

自らの手で 頭で 心で 学んでいく

そんな教育の実践が この国の未来を作っていく
日本の教育現場も 様々な問題を抱えている
その一つの答えがこの国で見つかるかもしれない
民族だ文化だにとらわれるのでなく
住民にとって ボリビアにとって
本当にいいことは何かを考えている
そんな骨太の政治家がこの国には いた
まずは両方の眼でよく見極めて できることから始めていきたい

そんな始まりの道

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