9月8日(水)14:30~
午前中の学校巡回を終え、午後は車で20分ほどの所にある"Yapacani"(ヤパカニ)まで
カウンターパートのドナイレ、秘書のデリアと共に出かけた
明日の夜に幼稚園"Sagrado Colazon 1"で開催されるコンテストの景品を買うためだ
ちなみに今週は"SEMANA DEL KINDEL"(幼稚園週間)ということで
毎日仮装ダンス大会や劇など何かしらのイベントが催されている
ヤパカニは主要幹線道路沿いにあり物流拠点となっている
"tranquiro"(田舎な)サンファンに比べると人や物の流れが生み出す活気に溢れている
大きい市場もあり「ちょっとヤパカニまで~」とちょっとした買い物によく訪れる
まずはドナイレが給料を銀行で換金する
こちらは銀行振り込みではなく小切手で支給されるのだそうだ
こっちの方が便利だと言っていたが理由はよく理解できなかった
議論するだけの語学力を付けねば本当のコミュニケーションとは言えない
次に貸衣装屋さんへ行きお目当ての衣装を注文する
ボリビアにはそれぞれの地域に御当地の伝統舞踊があって
それぞれには特色のあるとてもきれいな衣装がある
今回のあ目当てはドナイレの出身である"Potosi"(ポトシ)だ
30分後には戻ってくるからと言い残して目的の景品探しにでかける
市場を練り歩きお目当ての商品をそれぞれが選んでいく
ドナイレは大きなプラスチックの哺乳ビン型容器に入っているチョコとゼリーを
デリアは槍の柄の所が透明になっていてそこにチョコがぎっしり入っているやつを
このセレクトのセンスはさすがだ、、この武器はよく見ると槍や斧だけでなく
何だかよく分からないフォークやホッケーのスティックのようなものまで
ヨータローも選べというので、ベタなペロペロキャンディーを選んだ
柄のところが鉛筆になっている(!?)所が気に入った
しかもよーく見たら
鉛筆がアメの部分にダイレクトに刺さっている、、
それもボリビアっぽくて気に入った 12個で10Bs.(約130円)を3袋
その後文房具屋さんで包装紙を買う 1枚1Bs.キラキラのやつは2Bs.
ドナイレはその場で包んでもらっていたが
お店のお姉さんど素人+容器がでかすぎ(しかも2つ同時)=何だかびみょうな仕上がりに
帰りのTurfiをつかまえ急いでさっきの店へ ドアをたたくとさっきの店員さんが
何とおもむろに袋を用意して 棚から衣装を選びだす
1時間も経ってんのに何も準備してなかったんかい、、
でもまあここはカンバだと思ったのもつかの間
違う箱をのぞき込んだり奥に引っ込んだり もたもた もたもた
ドナイレとデリアがだんだんいらいらしてくるのがわかった
待てよ、、「待つ」ことでいらいらしているボリビア人を始めてみた
ので記念に一枚(↑右がドナイレ、左がデリア、真ん中がもたもた店員と衣装の山)
しまいにはドナイレに もっとこういう衣装もあるはずだとか あの右上の箱だとか
指図される始末 結局20分以上経って袋詰めが完了
帰りのTrufiで「あの店員たちは"flojo"(怠け者)だ」とのお言葉
日本的な感覚で行ったら市役所の"Casi todo"(ほとんどの全て)の人間が"flojo"になるだろうに
ボリビア人でも他人のもたもたでいらいらするんだーという発見と
20分ぐらい別にいんじゃないかなと思っている自分のカンバ化にちょっとびっくり
あの店員たちはおそらく"flojo"なのではなく
単純にポトシの衣装が分からなかったのではないだろうか
つまりさぼってたのではなく 何を選んで用意しておけばいいのか判らなかった
だから何もしなかったのではなく → 何もできなかった
むしろ問題はそんな人たちが専門店を開いていること
ボリビアの奥の深さと 底の浅さを垣間見た ある日の夕暮れ時
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