20100922

希望が生まれた日






昨夜うれしい知らせが入った

この前のブログで書いた 
回復へのかすかな可能性にかける 看護学校生が
ご飯を食べ 歩き始め 順調に快復に向かっているという

プロの看護師が見てやばい!と思った状況なのだから 快復は奇跡的とみていいだろう

看護師の彼女はこうも書いていた 「私は死を前提にして彼女と向き合っていた」
続けてそのことを申し訳なく思うとも
 「彼女は生きようと必死でたたかっていた」

結局 病気の原因も治った原因も分からず仕舞い でも神は彼女に「生」を与えた

ガンの末期医療の現場で働いていた看護師の彼女は 「生」と「死」の最前線で戦っていた
ナイーブで研ぎ澄まされた彼女の一言一言は 重い
何もできなくても
それを知らせてくれたからこそ 仲間みんなで考えることができた
そして それをこうして伝えることができた
ぼくらはきっとすぐに忘れてしまうのだから
だから ありがとう

そしてやっぱり 生きていてくれてありがとう

看護師になる夢を抱き 23歳の誕生日に倒れた彼女の名は マリアルイス 
名前のある一人の人間の 家族の笑顔に迎えられた人生はまだ続く
マリアルイスの意識が戻った日
悩める看護師のステイ先に子犬が生まれた 母犬の名は"estrella"(星)
希望に満ちた子犬が5匹 「生」の喜びを教えてくれた
「生」を肯定し 「死」を肯定した看護 彼女ならきっと実現できるとぼくらは信じている

0 件のコメント:

コメントを投稿